ご報告
- 2023/09/14 10:10
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2023年9月10日(日)午前3時
この世で最も愛する存在が天に召されました。
12日(火)の朝、お空に返し、小さな小さな骨壷になって帰宅。
あんなに大きな子だったのにね。
こんなにちっちゃくなっちゃって。
お骨、綺麗でした。
お骨までとっても可愛くて、母と「可愛い!」とニコニコしちゃいました。
9月なのにとても暑い朝で、
けれど不思議と汗なんか全く出なくて。




パピの頃の、あーさん。
ほんともう、さいこーに可愛いな。
やんちゃでイタズラ大好きで、
目に入るものはとりあえず食べちゃう。
パピ育ては発狂の連続だったのが懐かしい。
このブログ、
2020年のお誕生日投稿が最後になってましたね。
2021・22年が飛んでる。笑
あーさんがシニア犬になってからカメラを向けれらるのを嫌がるようになり、
だんだんとブログ投稿が減っていきました。
Instagramではちょいちょい更新してましたが。
皆さんと比べたらそれでも少なめだったかな?

6年前にてしも家は解散し、←!!!
あーさんと飼い主は、青山のサロン近くへお引っ越し。
以前住んでいた住居に引っ越した時は、あーさんは新居に慣れるまで一週間もかかりました。
それが飼い主との新居には、1日で慣れてくれた。
飼い主を困らせないように。
ほんとうにもう、優しいこ。
「ずっとふたりきりで楽しいね」
そんな声が聞こえて、お互いニンマリ。
「ふたりきり」
ほんとにその言葉通りで、
小さな部屋はふたりだけの秘密基地みたいで。
サロン仕事の合間に一時帰宅して、あーさんと過ごして、また仕事に戻る。
あーさんが座るソファからは、飼い主が何をしているか全て見渡せる。
今までの住居は広くて、飼い主は朝出たら夜にしか帰ってこない。
とても寂しい思いをさせたもんね。
いつも抱えていた毛布、ふたりになってからはあーさんは使わなくなった。
いつも飼い主がいるから、毛布を抱える必要がなくなったんだ。

2022年の6月に、歯が悪いのもあり腎臓を壊し、一時寝たきりになったあーさん。
ほんとうならもう、疲れちゃったんだろうけど、
飼い主の情けない様をみて、
「これは心配でまだ逝けない」
と無理に甦って、一年も一緒にいてくれた。
ほんと、ありがとね。

ここからは看取るまでの経過です。
飼い主の覚え書きでもあります。
苦手な方はスルーでね。
9月7日(木)
なんとなく下痢気味だった。
足腰が立たなくなり、苦しそうな呼吸。
あんなに大好きなカリカリも少しだけ。
おやつもあまり食べない。
ささみを柔らかく茹でても、あまり食べない。
チュールもひと舐めする程度。
9月8日(金)
台風の朝
朝のお客様がリスケになり昼過ぎまで一緒にいて様子をみる。
大丈夫そうかな?と思い仕事の準備をする。
「あーちゃん、いってくるね」
最近は見送りにも来なかったのに、
なぜか一生懸命よろよろしながらも、わたしを後追いした。
「いかないで」
そう聞こえて、振り向くと目が合い、
あーさんはその場で下血を伴う下痢をもらす。
これはだめだ。
しょんぼり顏のあーさんを撫でながら、
大丈夫だよ、お腹痛かったね、いい子だね。
すぐに綺麗にしてあげるよ、いい子だね、と。
お客様達にリスケの連絡をし、
久しぶりにスリングを出して、タクシーを呼んで午後の診療一番に病院へ。
腸炎を起こしていたので、腎臓に負担のない抗生物質の注射の処置。
幸い下痢はすぐ止まり、あーさんも安心したみたいだった。
あまり食べないけれど、少し呼吸は苦しそうだけど、
昨日よりはいいので、9日(土)は飼い主は仕事へ。
見守りカメラで何度も確認して、様子をみる。
普段は寝ているのに、伏せの状態で起きてる。
苦しいのかな。
一時帰宅して、お世話して(外で排尿できた)、
ソファで撫でていると、安心したようにすぐに寝息を立て始めた。
苦しくて眠れなかったんだね。
なんとなく予感がして、母に来てもらう。
母に会わせたほうがいい気がした。
母とあーさんの様子を見ながら、
やわらかな茶白の身体を撫でながら、自然と出た言葉。
「苦しいね、もう頑張らなくていいよ、ありがとね」
自分でも驚いたけど、
自然と言葉が出たんです。
あれから一年も頑張ってくれた。
「けど、ママが仕事から帰ってくるまで待っててね」
そう言い聞かせて、仕事をして。
母とバトンタッチで自宅に戻る。
外で一度排尿できたよ、チュールひと舐めしたよ。
シリンジでお水飲めたよ、と母からの伝言。
今日は一緒に寝ようね。
床にあーさんとごろ寝。
シリンジでお水を飲ませ、撫で、苦しそうだと宥め、愛してると囁く。
午前2時45分頃、あーさんは起き上がり、
「お水が飲みたい」と言ったので、
一緒に座って身体を支えて、自力でお水をカプカプと飲みました。
その後、ソファでふたり。
あーさんを撫でて愛を囁いてた。
突如、急に、ぐーーーーーんと伸びをしたの。
「うーーーーーーん」 と唸りながら。
「あ」 と、思った。
思った瞬間に瞳孔が広がり、舌が真っ白になった。
少しだけ痙攣して、脱力、おむつがじんわり温かくなった。
抱きしめて叫んだ。
愛してるよ
ありがとね
大好きだよ
ありがとね
あーちゃん
あーちゃん
あーちゃん
大好きだよ
愛してるよ
9月10日(土)午前3時でした。

さほど、苦しまなかったように思います。
だぶん、そう思いたい。
この腕の中で看取って、最後に目の光が消える瞬間を見て。
一緒にいられてよかったと思いました。
なんだろな、泣きながら書いてるから、文章めちゃくちゃだな。
なんというか、もう、それはもう、、
激しい感謝と、激しい愛情と、激しい後悔と。
達成感と、虚無感と。
これはもう、どうなんでしょうね。
あーさんが天に召されて、
激しいペットロス症状に悩まされている飼い主です。
眠れない食べれない笑えない
勝手に涙がでる、心臓が常にドキドキしている
数分ごとに襲い来る悲しみと涙
もういないのに、あーさんの痕跡で溢れている部屋。
支えてくれているのは、
母と、親友輝子ちゃん、キャバ友リノママチコさん、
あーさんと親交のあるキャバリア友達(みんなお空組)さんたち。
「ブログ見てました」のフォロワーさん達やInstagramのフォロワーさんからの温かい言葉。
ありがとうございます。
感謝してもしきれないです。
あーさん、愛されてたな。

このブログ書いてる横から、あーさんの視線だけは感じるんだけども。
実体がないのですよね。
「泣くな飼い主」
あんまり泣くとね、あーさんが心配するのはわかってるんだけども。
勝手に涙がどばーって出るんです、困ったもんです。
チコさんとこのお空のリノちゃんが
「お空は満員ですので、まだまだパパママのおそばにいてください(リノより)」
とのことでした。
皆さまのモフモフちゃん達を、どうかどうかたくさん愛してあげてください。
言われなくっても愛してると思いますが笑

あーさん、愛してるよ。
きみの丸い瞳も、柔らかな茶白の毛も、匂いも、
全てが特別で、わたしの唯一です。
14年と11ヶ月と10日、
きみと一緒に過ごせて幸せでした。
また会おうね。
こんな拙いご報告になりましたが、
皆さま本当にありがとうございました。